空の産業革命に向けたロードマップ2019【測量、警備業について】

「小型無人機に係る環境整備に向けた官民協議会」は2019年6月21日に小型無人機の安全な利活用のための技術開発と環境整備として「空の産業革命に向けたロードマップ2019」を発表しました。


■測量、警備業のロードマップについて


今回は測量、警備業のロードマップについてです。


まずは測量についてですが、レーザ測量によるリアルタイム測量、ハイパースペクトルカメラによる高付加価値測量、そして2022年以降の都市部(有人地帯)の測量が段階的に行われます。


そのためには、作業マニュアル等の周知等、公共測量における無人航空機活用支援、工事測量等における利活用の推進が必要となります。


また、具体的な事項になりますが、第3期地理空間情報活用推進基本計画、UAV写真測量マニュアル(案)の作業規程の準則への反映、UAVレーザ測量作業マニュアル(案)の改定などにより、3次元測量により詳細な地形の把握、3次元データの作成を促進することが掲げられています。



次に警備業においてですが、敷地内等の侵入監視・巡回監視から、2022年以降には広域・有人地帯の侵入監視・巡回監視が示されています。


具体的な事案としては、RTFにおける性能評価、民間による機体や装置の安全認証、リアルタイム画像連携の高度化、警備業務における利活用状況の周知などがあり、警備業務における広域警戒等への活用促進や画像解析技術の高度化による警備業の質の向上が必要です。



ドローンが有人地帯の侵入監視・巡回監視をする世界は、まさにSFの世界のようですね。



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