■ドローン検定協会による民間資格「ドローン検定」は持っているとメリットがある
ドローン検定とは、正式名称は「無人航空従事者試験」といい、ドローン検定協会が行なっている民間資格です。ドローンの機体構造などの基礎知識からドローンに関連する電気電子工学、航空力学、気象学、法規などが問われます。
合格しているとドローンに必要な知識や技術を有していることが証明され、さまざまなメリットがあります。
特にビジネスでドローンを活用しようと考えている人にとって、ドローンの知識・技術の証明は大きなアピールポイントになります。合格者であることを示すロゴをホームページや名刺につけることも可能です。
またドローン検定は航空法に基づく飛行許可・申請をするときに資格証明書を添付できる民間資格です。特定の団体による講習を受講できたり、国土交通省認定「基礎技能講習」を受ける際は4時間の座学1が免除されたりするという優遇もあります。
もちろんドローン検定を持っていなくても申請や操縦は行えますが、ドローン活用の幅を広げるにはプラスとなるため取得をおすすめできる資格です。
■ドローン検定は級によって受験資格がある
ドローン検定は1級から4級まであります。3級と4級は誰でも受検できますが、2級はドローン検定3級取得、1級はドローン検定2級取得をしていないと受験できません。そのためドローン検定1級、2級取得を目指すためには、3級から挑戦することが多いようです。
ドローン検定は年6回開催されていて、北海道から沖縄まで日本全国の会場があるため、最寄りのエリアの会場を選べます。ただし満員になり次第、申し込みが締め切られるので注意しましょう。申し込みはドローン検定協会のホームページから受け付けています。申し込み後に受験料を入金すると、受験票が郵送されてきます。
試験は全50問マークシート形式の筆記試験です。80点以上で合格なので、40問は正解しなければいけません。合格率は70%前後なので、難易度が高い試験ではありません。それでも物理学、工学、気象やドローン専門知識など深い知識を問われるため、しっかり勉強してからのぞみましょう。
■東北のドローンはSORABITOまで

宮城県塩竃市の株式会社SORABITOでは、ドローンを活用した事業を手掛けています。建設現場の空撮はもちろん、調査・点検・測量など何でも可能です。またドローンの製造販売アフターフォロー、ドローン検定に向けての講習も行なっています。建設現場でのドローンの活用をご検討中のお客様は、ぜひご連絡ください。