GoProから発売のドローン「Karma」の特徴

アクションカメラで有名なGoProが、2017年にそのカメラを搭載したドローン「Karma」をリリースしました。では、このKarmaはどんな特徴を持つドローンなのでしょうか?


■Karmaの特徴


Karmaは、流線型のボディと四方に伸びたプロペラ、外部に大きく露出している三軸ジンバルなどが特徴的です。1時間の充電で最大20分の撮影が可能となっています。


スマホやタブレットを接続して操縦するタイプのドローンも多いですが、Karmaには専用の液晶一体型のコントローラーが付属しています。液晶にはカメラからの映像やバッテリー情報、ステータス情報、ドローン飛行の制限区域に関する情報が表示されます。操縦にはジョイスティックを使います。


Karmaは「GoPro Hero5 Black」、「GoPro Hero4 Black」、「GoPro Hero4 Silver」、「GoPro Hero5 Session」が利用可能となっています。4K画質での動画撮影ができるほか、1200万画素での静止画の撮影ができ、単写、連写、タイムラプスなどの機能も使えます。


「GoPro Passengerアプリ」を使えば、映像を共有したり、ドローンの操作を他の人に任せたりと、友人や家族と一緒にKarmaを楽しめます。


Karmaに付属しているGoProのカメラはワンタッチで取り外すことができます。これは、他の多くのカメラ搭載型ドローンにはない特徴です。取り外したカメラをグリップに取り付ければすぐに手持ちカメラに早変わりします。また、専用のアタッチメントがあれば、ヘルメットや自転車に装着したりして、ウェアラブルカメラとして使用できます。



■Karmaのデメリット


Karmaは、専門メーカーのドローンと比べると飛行性能が低いという評価を受けています。確かに、飛行の際の安定感や安全性能は高いレベルにあるとは言えないようです。Karmaは空撮映像のクオリティにこだわっており、飛行性能はそこまで重視していないのかもしれません。ただし、趣味目的で飛ばすには十分な性能がありますので、高画質の撮影を楽しみたい人にはおすすめの機種と言えます。

Karmaの別の残念な点として、GoPro が2018年1月にドローン事業から撤退してしまったため、今後新しいモデルが発売される楽しみがない、ということがあります。Karmaの新たな製造も行われないようですので、新品での入手は難しくなっていくでしょう。



■東北のドローンはSORABITOまで



宮城県塩竃市の株式会社SORABITOでは、ドローンを活用した事業を手掛けています。建設現場の空撮はもちろん、調査・点検・測量など何でも可能です。またドローンの製造販売アフターフォロー、ドローン検定に向けての講習も行なっています。建設現場でのドローンの活用をご検討中のお客様は、ぜひご連絡ください。

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