あなたのお宅にもありますか!?「ドローン着陸ステーション」とは

■ドローン着陸ステーションとは


「ドローン着陸ステーション」とは複数台のドローンが離着陸でき、かつ充電や整備もできる施設のことです。


このドローン着陸ステーションを拠点とした物資輸送経路の開発が世界中で進められています。ドローンによる物資輸送で一番難しい問題は、どこに着陸するのかということでしょう。日常生活に利用している道路の上や玄関先にいきなりドローンが降りてきたら非常に危険ですし、運んでいた物資を破損する恐れもあります。ドローン自体にも傷がついたり思わぬ故障も起こったりするでしょう。ドローン自体や周りにいる人やものを傷つけずに安全に離着陸させることで、ドローンによる安定した物資の運送経路を開発していこうという考えで生まれたのがドローン着陸ステーションという構想です。



■安全かつ実用的なドローン着陸ステーションの実現とは


ドローン着陸ステーションにドローンを着陸させる上で、どのような設備が安全にかつ安定したドローン着陸ステーションを運営するために必要なのでしょうか。

ドローンを着陸させる際、周りに障害物や人がないことがまず前提でしょう。ドローン着陸ステーションという安全なドローン専門の敷地があることで、この点を解消することができます。


ドローンによって配送された物資をドローンから取り外す施設や、逆にドローンに荷物を搭載する場所も需要があるでしょう。家の目の前にドローンが着陸して配送完了というのは安全性からも難しく、ドローン着陸ステーションを起点に人が配送していくという形がよいのではと考えられています。ドローンステーションから他のドローンステーションへとステーション間の荷物のやりとりも需要がありそうです。


ドローンを運用する際に、ドローンの動力源である電気エネルギーの確保という課題もあります。ドローンを充電できるドローン着陸ステーションがないと、エネルギー不足で配送できなくなってしまうでしょう。安定した運送ができなくなってしまう恐れも出てきます。


コストの面からも、地域単位でドローン着陸ステーションを作る方がよいのではと議論されています。各家庭にドローン着陸ステーションを設けるよりも地域ごとに集中させるほうがコスト面でも安く、安全性も高いのではという考えです。



■ドローンに関する諸問題を解決する手段に


ドローンによる配送が世界中で議論されている中、ドローン着陸ステーションという発想は非常に意義があるのではないでしょうか。安全面からも家の目の前にドローンが着陸するというのは非現実的です。地域に1カ所ドローン着陸ステーションを設置し配送の拠点とすることで、効率的かつ安全にドローン配送を行う未来も誕生するかもしれません。ドローンに関する諸問題を解決する手段としてドローン着陸ステーション構想は非常に現実的な考えなのではないでしょか。



■東北のドローンはSORABITOまで



宮城県塩竃市の株式会社SORABITOでは、ドローンを活用した事業を手掛けています。建設現場の空撮はもちろん、調査・点検・測量など何でも可能です。またドローンの製造販売アフターフォロー、ドローン検定に向けての講習も行なっています。建設現場でのドローンの活用をご検討中のお客様は、ぜひご連絡ください。


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