ドローンでの逆光撮影対策と対策グッズ

■逆光での撮影方法


ドローン撮影で一番気をつけなくてはならないこと、それは逆光です。


「太陽の位置さえ違っていればもっといい画がとれたのに。」

「人物の表情が暗くてよく見えない。」


と悩んだことがないでしょうか。


地上カメラであれば、レフ版などの補助光での対応をしたり、フラッシュを使用しての撮影で対応したり、最近のスマホにも搭載されているHDR機能を使用して調整します。


しかし、空撮ではそうはいきません、被写体が大きいためにフラッシュが出来ず、そもそもドローン本体にフラッシュ機能が搭載されていません。


また、冬場の撮影は、夏場と比べ南中高度が低いため、画面上に太陽が入ってしまう可能性が高く防ぎようがありません。


ではその場面に出くわした場合どのような対策をとればいいのかと言いますと、苦肉の策ですがカメラの角度を少し下げた状態で露出補正を上げることをオススメします。


ただし露出補正を上げすぎると背景が白飛びしすぎて、せっかく撮影した画が使えなくなる可能性がありますのでご注意してください。



■対策グッズ・NDフィルターの活用


一番いい撮影方法は順光であることですが、例えばサーフィンの撮影の際、波の方向や太陽の位置を変えることができません。そんな時に対策の一つとしてNDフィルターを使用することをオススメします。


NDフィルターとは、レンズから入る光の量を減らすためのグレーのフィルターです。NDフィルターに番号が振り分けられており、ND4というのは光量を1/4に減少、ND8は光量を1/8に減少を指します。


編集である程度路光量調整や色合い調整は出来ますが、やはり編集がやりやすいようにするには元も子もありませんが、順光を狙うのが正しいです。



■逆光を効果的にみせるのは朝方と夕方での撮影


日中の撮影ですと逆光ほど厳しい撮影はないですが、朝方または夕方での撮影ですと、幻想的な空間になる場合があります。また、撮影データはできればRAWデータで撮りましょう。メモリ容量はとりますが、編集の際に圧倒的なやりやすさがあります。まだ設定をjpegにされている方は設定変更をオススメします。



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