住宅の購入やリフォームを検討している時は、多くの方がモデルルームやモデルハウスを見学します。そのため、住宅メーカーもモデルルームの宣伝に力を入れていますが、以前は画像を載せたパンフレットなどが主流でした。しかし、現在は動画を使うことにより、家の外観から内部まで詳しいイメージをつかんでもらうことが可能になったのです。
たとえば、大手住宅メーカー「パナホーム」でも、モデルルームの動画を活用しています。忙しくて見学の時間が作れない時、直接足を運ばなくてもモデルルームの様子を確認できるのはとても便利です。そこで今回は、マーケティングに動画を活用したいメーカー様のために、ドローンを使った動画作成のポイントを解説します。
■動画の情報量はテキスト・写真の5,000倍!来店促進に最適
動画の作成には、それなりの費用や手間がかかるため、「別に今まで通りでも……」と導入が進まないケースもあると思われます。しかし、動画の威力は従来の宣伝方法とは比較になりません。なぜなら、テキストや写真に比べて、動画は5,000倍もの情報量があるからです。
そのため、単純に印象に残りやすいだけでなく、短時間でより多くの情報を伝えることができます。動画のあるWebサイトとないサイトなら、前者の方が圧倒的に見た人の記憶に焼き付き、後で商品を思い出してくれる可能性も高くなるでしょう。写真や文章だけの資料に何時間も目を通すより、30秒の動画を1本見た方が効果があるかもしれません。
特に、住宅・不動産業界にとって、物件の外観や内装は重要なアピールポイントです。動画はこういった視覚情報を、リアルかつ直感的に視聴者に伝えられるため、訴求力はとても高くなります。モデルルーム・モデルハウスへの来店促進には、動画を使った宣伝が最適なのです。
■動画制作のポイントは、実際に住んでいる様子をイメージできること
現在、動画による宣伝はあらゆる分野で使われています。当然、ジャンルごとに求められるものは異なるため、動画作りでもそこを意識しなければなりません。モデルルームの宣伝に動画を活用する場合、どこに注目して作成すべきなのでしょうか。
最も重要なのは、実際に住んだ時の様子をイメージできることです。そのため、モデル家族を使った疑似体験動画がよく使われます。実際の生活の様子を見せることで、どのような暮らしができるのか、どういった機能や設備があるのか、今の家に比べてどこが優れているのか……といったことを確認しやすくなるのです。
特に、お客様から生活の悩みなどの意見を聞いている場合は、ぜひ動画に反映させましょう。生の声を交えることで、お客様に寄り添った動画を作り上げられます。視聴したお客様を感動させ、自分に重ねてもらうことが大切です。
■動画は自分で作る?専門業者に任せる?
動画は非常に情報量が多く、SNSでの拡散力も高いため、今の時代の宣伝手段としては最適です。一方、制作に費用や時間がかかるのに加え、低品質な動画を公開してしまえば、かえってブランドイメージを損ねる場合があります。そのため、方向性や制作方法には十分に気を配らなければなりません。
動画制作の方法を大きく分けると、自社で手作りする方法と専門業者に依頼する方法があります。このうち、費用を節約できるのは、言うまでもなく手作りです。スマートフォンでも動画を撮影することはできますし、レンタルしたドローンでモデルルームの外観を撮影することもできるでしょう。
とはいえ、訴求力の高いハイクオリティな動画を作りたければ、やはりプロに依頼するのがおすすめです。要望通りの動画を作成してもらえるのはもちろん、プロの意見を取り入れてクオリティをアップさせることもできます。動画制作の時間も短縮できるので、担当の従業員を長時間拘束する必要もなく、プロジェクト開始から短期間で公開できるでしょう。
また、最近は動画制作会社が増えたことで、制作費用も比較的安価になりました。もっとも、価格の安さばかりにとらわれず、動画を使って何をしたいのかを忘れないことが重要です。
このように、動画は製作難易度の高い宣伝手段であり、少々ハードルが高く感じるかもしれません。しかしながら、動画を使えばより広範囲への情報発信が可能になり、これまで接点のなかったユーザーとの出会いも生まれます。費用と時間を投じる価値は間違いなくあるので、積極的に導入を検討してみてはいかがでしょうか。
宮城県塩竃市の株式会社SORABITOは、ドローンの販売や動画撮影を手掛けています。もちろん、ドローンによるモデルハウスの撮影も可能です。お客様のご要望を丁寧に聞き、目的に応じた最高の動画作りをお約束します。動画によるマーケティングをご検討中の企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
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