現在、ドローンはありとあらゆる目的で活用されています。特に活躍が目覚ましい分野の1つが、従来は多くの労力を必要としていた建設現場です。今回は、特に塗装におけるドローンの活用方法を紹介します。
■塗装の現場でドローンができること
ドローンにはさまざまな活用方法がありますが、塗装をはじめとする建設現場でできるのは、主に点検・調査・測量・3D解析です。たとえば、大型ビルの修繕が必要な箇所を調べたい時は、ドローンによって外観を撮影することができます。最近のドローンは高性能なカメラを搭載できるため、近づかないとわからないような微細な劣化も確認可能です。
また、空撮画像をもとに三次元画像を作成・解析すれば、施行計画の作成に役立ちます。現場を上空から撮影し、作業の進行度合いを確認するとともに、日々の変化を記録することもできるでしょう。このように、塗装ひとつ取ってもドローンの活用方法は多彩なのです。
■ドローンを利用するメリット
次は、ドローンを活用する具体的なメリットを見ていきましょう。最も重要なメリットは、やはり労働力を削減し安全を確保できることです。巨大な施設や設備の塗装作業では、施工箇所の確認をするのも簡単ではなく、危険も伴います。ドローンを使えば、職人が直接点検する必要はなく、離れた場所から安全かつ簡単に状態をチェックできるのです。
また、点検作業のための足場が不要になるため、コストカットにもつながります。劣化した屋根の上などを点検のために歩き回り、うっかり破損させてしまうこともありません。さらに、撮影した画像は営業資料としても活用でき、施主との打ち合わせもしやすくなります。ドローンを導入できれば、さまざまな場面で活躍してくれるのは間違いないでしょう。
■実際にドローンを取り入れる場合のステップ
ドローンに魅力を感じても、「費用が高そう」「うまく使えるか不安」といった理由により、なかなか導入が進まないケースはあると思われます。ドローンの導入を成功させるためには、ただ購入するだけではなく、しっかりとステップを踏んで取り入れることが重要です。基本的な3ステップを確認しておきましょう。
ステップ1:法規制を学び、目的ごとに最適なドローンを選んで購入する。
ステップ2:運用する人員に研修を施し、操作の訓練をする。
ステップ3:現場に投入し、業務に役立てる。
「ドローンを購入したけどうまくいかなかった」という方は、いきなりステップ3に進んでしまっているケースが多いのではないでしょうか。ドローンの操作は、慣れるまで多少の時間が必要で、飛行させてはいけない場所などのルールも学ばなければなりません。1つ1つステップを踏んで導入することで、本当の意味でドローンを活用できるようになるのです。
■ドローンのことはSORABITOにお任せ!
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