ドローンの産業活用が進む中、建築分野でも大活躍のドローン。その中でもドローンによる屋根調査には作業する側・依頼する側、双方にメリットがあります。
そこで今回は屋根調査のドローン導入について紹介します。
■屋根調査にドローンを使う3つのメリット
通常、屋根調査は足場やはしごで屋根に登り補修箇所の点検・確認をする必要があります。しかしドローンによる屋根調査は、カメラを搭載したドローンを屋根の上まで飛ばし、撮影して行なうため、地上から屋根の状態の確認・データ抽出が行なえます。
そんな屋根調査のドローン導入がもたらす3つのメリットをみてみましょう。
1.安全に点検できる
滑りやすく、慣れている職人であっても落下してしまう恐れのある屋根での、破損個所のチェックや写真撮影は危険が伴います。実際、建設業において屋根からの落下事故は珍しいことではありません。
ドローンであれば屋根に登る必要がないため、作業リスクが軽減でき、これまで調査が困難だった建物でも屋根調査が可能になります。
2.屋根材破損の心配がない
屋根調査が必要な屋根は、状態が悪く傷んでいることが多いため、屋根に登ると負荷によって屋根材が割れてしまう可能性があります。調査をするためには避けられないことですが、ドローンはその心配が一切ありません。
3.リアルタイムで確認でき、安心感がある
ドローンの撮影映像をタブレット端末などに映して、依頼者と業者が一緒に屋根の状態を見ることが可能です。真上からの映像なのでわかりやすいだけでなく、その場で確認できるため、悪徳業者に警戒している方も安心して説明を受けることができるでしょう。
■ドローンによる屋根調査を行なうために必要なものとは?
ドローン操縦自体に免許はありませんが、ドローンに関する法規制の知識が欠かせません。例えばドローンは航空法や小型無人機等飛行禁止法で飛行エリアが規制されているため、現場が飛行禁止エリアに該当する場合は事前に許可申請が必要になるでしょう。
またドローン操縦は墜落事故防止や音など近隣への配慮が求められます。ドローンでの屋根調査を行なう際は、安全なドローン操縦のためにドローンに関する正確な知識と技術を身に着けるようにしましょう。
■ドローンの活用をサポートします

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