Amazonや楽天などインターネットによる通信販売の普及により、宅配便の取り扱い量は以前よりも増えています。また、コロナの影響により外出をせず買い物ができる通信販売はさらに勢いを増していくことが予測されます。
需要が伸びていくことが予測される業界ですが、物流業界は人手不足の課題を抱えている業界ですので、ここでドローンの活躍が注目を集めています。
この記事では、物流業界にイノベーションを起こすドローンの役割と活用方法について紹介していきます。
■物流業界のドライバー不足問題
物流業界では、人手不足問題が恒常化している業界と言えます。まず1つ目は商品を倉庫から各拠点に配達する長距離ドライバーの不足です。背景の1つとして、路交通法改正により、それらの免許の取得難易度が上がったと言われています。
もう1つの問題が、各拠点から配達先となる自宅まで配達する短距離ドライバーの数です。この短距離のことを「ラストワンマイル」と業界では呼び、運送拠点からみなさんの自宅までの距離である約1.6kmのことを指します。
■ドローンが変える未来
これらの問題を解決する手段として、急速な技術発展を遂げているドローンが注目を集めています。
しかし、1つ目の問題である長距離ドライバーの役割をドローンで代替することは、現状では難しいと言われています。現在のドローンの技術では、1日に100Km以上の距離を移動し、かつ大量の荷物を運ぶ能力には達していないからです。
一方で、短距離である「ワンマイルドライバー」の役割であればドローンの今の技術を持っても解決できると可能性があります。
まず1マイル程度の短い距離であることや、重量がそこまで重くない荷物を選択できることが前提となります。
■ドローンの実証実験について
アメリカでは実際に実証実験が一部の地域で始まっています。
たとえば、コンビニエンスストア大手のセブンイレブンはアメリカのネバダ州で、コンビニの商品(コーヒーやサンドイッチなどの小物)を自宅までドローンで配送する実験を行っています。
【まとめ】
ドローンの技術はまだまだ発展段階ですか、短距離の配送ではすでに実験が成功しているケースもあり、今後の実用化に目が離せません。
また、日本は地方の人口減少や過疎化により、物流のインフラを維持することが難しいと言われています。ですので、ドローンの活用により、地方などの人手不足で困っている地域の課題解決にも期待が持てます。
ドローンを活用した物流ビジネスは今後成長の可能性が大きいと予測できますので、ドローンの活用方法や新たなビジネスアイデアについては、ドローンビジネスに詳しい事業者に相談すると良いでしょう。SORABITOでもドローンを活用したビジネス向けコンサルティングサービスを行っております。ぜひお気軽にご相談くださいませ。
■ドローンの活用をサポートします
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