一眼レフやミラーレス一眼の醍醐味はレンズを交換できることです。カメラに付属してきたレンズを使い続けているという人も多いかと思いますが、一般的にはレンズキットで付属しているものは高品質とは言えないものが多いので、レンズを改めて別途購入してみると撮影の幅や質が向上してさらにカメラを楽しむことができます。そこで今回の記事では、レンズの種類と選び方を解説したいと思います。
■カメラのレンズの種類
カメラのレンズは、ズーム機能の有無と画角の広さによっていくつかの種類に分類することができます。
1.ズーム機能の有無による分類
1-1.単焦点レンズ
単焦点レンズは、ズームができない、つまり焦点距離が決まっているレンズです。ズームができないのは不便ですが、構造がシンプルで光を多く取り入れることができるため高画質の画像を撮れますし、背景をぼかすことや暗所での撮影に強いという魅力もあります。
1-2.ズームレンズ
その名の通り、ズームができるレンズです。どれくらいズームできるかはレンズによって異なります。
2.画角による分類
2-1.広角レンズ
広角側の焦点距離が35mm換算で35mm以下になっているレンズです。
2-2.標準レンズ
広角と望遠の中間の画角のレンズです。焦点距離が35mm換算で35mm~80mmくらいのレンズのことを指します。ちなみに、肉眼(注視していない時に視認できる視野)に一番近いのは焦点距離が50mmの画角であると一般的に言われています。
2-3.望遠レンズ
焦点距離が35mm判換算で80mm以上のものを指します。
※画角による分類は厳密に定まっているわけではないため、人によって焦点距離の基準が異なる場合があります。また、分類の仕方により、超広角レンズや中望遠レンズ、超望遠レンズといったものも存在します。
■カメラのレンズの選び方
画質をさほど重視せずに1つのレンズで手軽にいろいろな写真を撮りたいという場合は、広角から望遠までをカバーしている高倍率のズームレンズがおすすめです。
ダイナミックで高画質の風景写真を撮りたい人には、広角の単焦点レンズが合っているでしょう。人物撮影を主にしている人には、単焦点の標準レンズがおすすめとなります。ちなみに、50mmや85mmはポートレート撮影の王道の焦点距離と言われています。動物や乗り物、スポーツの撮影がメインという場合には、望遠レンズが必須アイテムとなるでしょう。
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