2020年11月に発売された「DJI Mini2」は、日本向けモデルとして200g以下にした軽量・小型ドローンです。DJIの人気機種Mavic Miniの後続モデルであり、評価の高かった前モデルよりもさらにパワーアップ!そんなDJI Mini2の魅力を紹介します。
●200g以下の小型モデルなのに4K対応の撮影スペック
DJI Mini2の注目ポイントはなんといってもカメラ性能の良さです。200g未満のいわゆるホビードローンだと撮影画像のクオリティを求めるのは難しいことが多いですが、DJI Mini2は最大解像度4Kまで対応しています。
またズーム機能も搭載されており、4Kは2倍、2.7Kは3倍、FHDは4倍のズーム範囲です。ドローンを近づけなくても被写体をアップにすることができるため空撮のバリエーションが広がるでしょう。
また最大伝送距離はMavic Miniは2kmなのに対し、DJI Mini2は最大6km。伝送距離が長く安定していることは電波の乱れによる機体ロストのリスクを減らすだけではなく、乱れのない動画撮影に欠かせません。
DJI Mini2はまさに「扱いやすい小型ドローンを使いたい」と「高性能のカメラで美しい空撮を撮りたい」を両立できる機体と言えるでしょう。
●コンパクトなのに安定性のある飛行ができる
DJI Miniは折りたたむと13.8×81×57cmのコンパクトサイズになります。送信機やバッテリーを合わせてもバッグにしまえるサイズなので、アウトドアや旅行、業務など、どこでも持ち歩けるのが魅力です。
しかし軽量のドローンは風にあおられやすく安定性に欠けるという弱点もあります。DJI Mini2はそんな小型ドローンの弱点をカバーすべく、Mavic Miniよりも耐風性能を向上させています。最大風圧抵抗はスケール5の8.5-10.5m/sで、これは水面が波立ち、灌木の葉が揺れる風に相当する風力です。
●DJI Mini2は業務用のドローンとしても活躍できる
小型かつ高画質、安定した飛行ができるハイスペックなDJI Mini2は、点検や動画マーケティングなど業務で使うドローンとしても充分活躍できる機体です。
例えば4K対応の高画質やズーム機能の搭載は、点検業務の画像判別をする際に利点となります。RAWデータの撮影保存が可能なので後で画像処理がしやすいというメリットもあるでしょう。広告動画も映像のきれいなクオリティの高いものに仕上がります。
DJI Mini2は、趣味で気軽に空撮を楽しむ人はもちろんのこと、業務にドローンを取り入れたいと考えている方にもおすすめです。
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