一眼レフやミラーレスカメラを手にしたなら、季節感のある写真を撮りたいもの。冬だとチラチラと舞う雪や白銀の世界は写真映えして素敵です。
しかし雪景色をきれいに撮影するにはちょっとしたテクニックが必要です。そこで雪の写真を上手に撮るためのポイントと注意点を紹介します。
●降っている雪を写すならフラッシュが必須
雪景色の撮影でありがちなのが「雪が降っている景色を撮影したのに雪がほとんど写っていない」という現象です。
雪は目で見るよりも細かく、動いているので、写真に収めるとあまりはっきり見えません。雪が降っていることがわかっても、ただ「降っている」という感じで「雪が舞う景色」という美しさが出にくいのです。
そこでポイントとなるのが、フラッシュを強制発光させることです。そうすることでフラッシュの光が届いた雪がしっかりと写ります。さらにシャッタースピードを速くするほど雪が丸く止まっているように写り、シャッタースピードを遅くすると流れる線状の雪になります。何枚か撮影してみて、イメージに近い状態の雪の形になるよう調整しましょう。
雪景色の写真が雪らしくなるのは、至近距離の雪がボケて写っている状態だからです。このボケが大きいほど雪の粒も大きくなって雪らしく写るので、F値は低めがおすすめです。
●積もっている雪の撮影はプラス補正できれいに魅せる
真っ白な雪景色をそのまま撮影すると、目で見たよりも暗くどんよりと写ってしまいがちです。積もった雪の銀世界を表現するなら露出補正が欠かせません。
そこで+2.0くらい補正するときれいな雪景色になります。やりすぎると白く飛んでしまうので、撮影場所の明るさに合わせて微調整するようにしましょう。
ただし日中に降っている雪を写す場合、背景が明るいと手前の降っている雪が目立たなくなってしまいます。その際はマイナス補正をして背景を暗くしてみるといいでしょう。このように白い雪だからこそ露出補正の調整が欠かせません。
ちょっとしたポイントですが、この2点を意識すると雪景色の写真のクオリティがぐんと上がります。その季節にしか撮れない写真を撮って、一眼レフの良さを存分に楽しんでください!
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