撮影にカメラが必要なのは言うまでもありません。でも、動画を上手に撮る上で欠かせない機材がカメラ以外にもあります。今回のコラムでは、最低限揃えておくべき4つの機材をご紹介します。
1.三脚
カメラを固定して撮影するのに三脚は欠かせません。
テーブルや台などの上にカメラを乗せて撮影する場合、構図やアングルにかなりの制約が生まれてしまいます。一方、三脚であれば高さや角度を自由に調整することができる上に安定感も抜群ですので、非常に便利です。長めのアームを取り付けて手元を俯瞰撮影できるような三脚もあります。
2.ジンバル
ジンバルは手持ち撮影のための機材です。カメラに加わる振動を回転運動で相殺してくれるので、手ブレを最小限に抑えることができます。滑らかなアングル移動も可能となります。
手持ちでの撮影が多い場合には揃えておきましょう。
3.照明
照明は一定の画質や表現力を確保するために重要です。
特に、日光の入りが悪い部屋の中や夜間に撮影する場合、照明は必要不可欠なアイテムとなります。カメラのISO感度を上げると暗い場所でも明るめの動画を撮ることができますが、そうするとノイズが多くなってしまいますのであまりおすすめできません。照明を使って明るさを確保するのがベストです。
最近は、LEDの照明が主流となってきています。蛍光灯のように「フリッカー現象」が起こる心配がありませんし、色味の調整がしやすいというメリットもあり、おすすめです。
※フリッカー現象については、「動画撮影をする時はフリッカー対策をしよう」https://sora-bito.com/blog/column/116771をご覧ください。
4.外付けマイク
カメラやスマホに内蔵されているマイクの音質はあまりよくありません。聞き取りやすいクリアな音質で撮影したいのであれば、外付けマイクが必要です。
外付けマイクは、ノイズキャンセリング機能があったり、正面からの音に対する感度が高い(背後からの余計な音を拾わない)設計になっていたりしますので、クオリティの高い動画を撮るのには欠かせないとツールと言えます。